のりのりにっき

ただの雑談です

コールデンウィークを振り返る

今週のお題ゴールデンウィーク2015」ということで、初めてはてなからのお題で書きます。

今年はカレンダー通りの休みでしたが、いろいろあったゴールデンウィークでした。簡単に振り返ります。

1. 乙武洋匡さんの講演会

まずは前半は乙武さんの講演会に行ってきました。お客さんがすごく元気な人ばかり。本当に素晴らしい講演会でした。短い時間でしたがとても楽しいひとときを過ごすことができました。講演会レポートも書く予定です。

2. エアコンの無償修理

以前から頻繁にピンポーン鳴らして「エアコンの修理をしたい」を言ってくる営業さんがいたので、適当に話をして帰ってもらっていました。あまりにもしつこいので、この大手メーカーさんのサービスセンターに電話して、怪しい営業さんが頻繁に来て「最近修理をさせて欲しいと言ってきて困っている」と相談し、型番と商品番号を伝えたところ、このロットのエアコンで発火が発生し、使っているエアコンも発火の危険性があるので無償で修理させて欲しいとのこと。(@@)ゴールデンウィーク中に修理の人が来てくれたのですが、道に迷ったとかで道案内をするわ、修理の人が修理の途中で修理部品を忘れたとかで出戻りしていたりとか、思った以上に時間がかかりました。修理は無事終了、これで夏は大丈夫です。サービスセンターの方曰く、この型番の中のごくごく一部の商品番号が修理対象だったそうで、違う意味で大当たりとなってしまいました。(^^;;;;

3. 北陸新幹線初乗車

3月に北陸新幹線についての記事を書きましたが、ついに北陸新幹線初乗車してきました。東京から乗車して、あっという間に金沢に到着。短期間の滞在でしたが、おいしいものを食べて、音楽を聴いて、とてもいい時間でした。北陸新幹線乗車レポートも後日アップする予定です。

4. モンスターハンター4G

普段はたくさんプレーができないので、この連休中、久しぶりに頑張りました。村クエストは上位狂竜化イビルジョー、極限化セルレギオスを倒して、クシャルダオラを撃退して、モンハン4Gもやっと感動のエンディング&スタッフロールを見ることができました。スタッフロールを見た後は完全に燃え尽きていました。

感動のエンディングの後は、今度こそはG級装備を作ろう!ということで、凄腕のモンハン仲間さんたちとオンラインでG級クエストです。G2になってから上位のハピメル一式でかなりきつくなり、通常のオンラインG級クエストに行くと地雷扱いされるとか散々な状況でしたが、心優しいモンハン仲間さんのおかげでやっとやっとG級装備が完成しました!
本当にありがとうございました!

これでやっと心置きなくG級クエスト楽しめそうです。武器ですが、モンハン4からはソロも含めて狩猟笛だけでのんびりプレイしています。腕のほうはまだまだですが、これからもマイペースでのんびり続けていきたいと思います。

5. おべんきょう

昔と違って学習サイトがかなり充実して、プログラミングの勉強がしやすくなりました。私が使っているのはドットインストールとpaizaです。普段の業務とはまた違うことにチャレンジできるのは連休ならではです。最近の関心ごとはネイティブアプリの開発です。開発の仕事をしている人したい人、プログラミングが趣味の人にもいいと思います。

dotinstall.com

paiza.jp

6. 温泉での〜んびり

性格的にのんびりやさんなので、ぼけーっと過ごすことが好きです。週末はよく温泉でのんびりしていますが、この連休中も近くの日帰り温泉で1日お風呂に入っておいしいご飯を食べてお昼寝して、日頃の疲れを癒しました。

7. ニック・ブイチチさんの講演会

昨日はニック・ブイチチさんの講演会に行ってきました。金曜日と土曜日の2日間開催されましたが、ニックさんの講演会というよりもビジネスセミナーでした。おじゃましたのは土曜日のみ。しかもニックさんが登場したのは土曜日の最後の90分。講演はすごくよかったですが、それまでは他の方のビジネスセミナー案内、不動産セミナー案内など、これからビジネスをしたい人、既にビジネスをしている人向けの内容が多かったです。

8. 録画番組のチェック

アニメおたくではありませんが、個人的に気になったアニメ番組を録画しています。録画した番組をじっくり見るのも連休ならでは。再放送の作品ですが、ガンダムGのレコンギスタとアイドルマスターを見ています。感想は後でたぶん書くと思います。

9. ブログ

先週のポールさんの記事を書いていました。ブログを書くのも休日の楽しみの1つです。

10. その他

あとはお掃除とかお弁当のネタ作りなど。料理も休日の楽しみです。

ということで簡単に今年のゴールデンウィークを振り返りました。

明日から本格的に仕事週間です。1人でも多くの人に喜んでもらえるようなサービスを作れるように引き続きがんばっていきます。こちらのブログもお役に立てる記事が書けるようにがんばりまーす。m(_ _)m

おしまーい。

ポールさまはすごかった。(その2)

昨日に続いてポール・マッカートニーさんのコンサートについて書きます。
前回はダラダラとコンサート参戦記を書きましたが、今日はさらっとまとめます。

ポールさまのコンサート、ここがすごかった。

1. セットリストが30曲以上

「まだ終わらんのか」「どんだけ歌うんだー。人間じゃねぇ」と言わしめたポールさま。
実際にどんだけ歌っていたのでしょうか?私が見に行った4月25日(土)のセットリストはこちらです。

(Out There Japan Tour 2015〜2015/4/25(土) 東京ドーム セットリスト)
1. Eight Days A Week
2. Save Us
3. All My Loving
4. Jet
5. Let Me Roll It
6. Paperback Writer
7. My Valentine
8. Nineteen Hundred and Eighty-Five
9. The Long and Winding Road
10. Maybe I’m Amazed
11. I’ve Just Seen a Face
12. We Can Work It Out
13. Another Day
14. Hope For The Future
15. And I Love Her
16. Blackbird
17. Here Today
18. New
19. Queenie Eye
20. Lady Madonna
21. All Together Now
22. Lovely Rita
23. Eleanor Rigby
24. Being for the Benefit of Mr. Kite!
25. Something
26. Ob-La-Di, Ob-La-Da
27. Band on the Run
28. Back in the U.S.S.R.
29. Let It Be
30. Live and Let Die
31. Hey Jude

(アンコール・その1)
32. Day Tripper
33. Hi Hi Hi
34. I Saw Her Standing There (4月25日東京公演は、Can’t Buy Me Loveにスイッチ)

(アンコール・その2)
35. Yesterday
36. Helter Skelter
37. Golden Slumbers / Carry That Weight / The End

な、なんと全37曲も歌っていたポールさま。(@@)
ビートルズ来日公演の時は10曲演奏だったそうです。
それから約50年、70歳を超えたにもかかわらず、ポールさまはその3倍強も歌っていました。
こんなにたくさん歌った洋楽アーティストは私の記憶ではないです。

2.70歳代と思えない脅威的な体力

73歳のポールさん。先ほどのセットリスト37曲を2時間45分休みなし!水なし!声を枯らしたり、疲れを見せることなく歌い切りました!アンコール以外は衣装替えや休憩などでステージから下がることも全くなし。カラオケボックスに行ってひとりカラオケで水を飲まずにで3時間近く歌ってみてください。普通の人は声がつぶれるか、途中でぶっ倒れること間違いなしです。

3月の小田和正さんのコンサートも3時間コンサートですごかったのですが、ポールさまもとんでもなくすごかったです。去年体調不良でドタキャンして帰った人とは思えません!!!(@@)

なぜ、ポールさまは水を飲まないのかという疑問を調べたところ、
「昔から飲んでいない。かっこ悪いからだそうです。」(@@)

www.nikkansports.com

3. 日本語がお上手

「帰ってきたよ東京」「有限実行」「次の曲はジョンに捧げます。ジョンに拍手を」とか、日本語もお上手でした。
最後は日本国旗とイギリス国旗を振るなど、その国を大切にしていらっしゃる姿勢も感じられました。

4. マルチプレーヤー

今回はビートルズ時代に使っていたベース以外にエレキギター2本、アコースティックギター2本、縦型ピアノ、グランドピアノ、ウクレレを演奏しながら歌っていました。
ビートルズ時代はベースでしたが、それ以外のいろんな楽器をこなすマルチプレーヤーぶりを発揮しておりました。歌だけ歌っているシーンは全くなかったです。

5. 舞台演出

Live and Let Dieの炎が次々と出てくるシーンの話をしましたが、それ以外にもポールさんの位置だけが高く上がっていって滝が流れているような雰囲気を出しているシーンとか舞台演出もすごかったです。(@@)

6. 日本語字幕付きのスクリーン

ありそうでなさそうだったのがこれ。ポールさんが英語で話すと同時に日本語字幕が出てくるのです。
自動翻訳なのか通訳者がいるのかは謎ですが、これはすごいです。
ここまで日本語訳を素早くしてくれるコンサートは初めてみました。(@@)

7. コンサートプログラム

3,000円払ってコンサートプログラムを購入しましたが、このコンサートプログラムがすごいっ!3Dメガネ付き!ポールさまのインタビュー盛りだくさん、小田和正さんのコンサートプログラムも文字の多さにびっくりしましたが、ポールさんも文字の多さは同じくらいかそれ以上のものがあります。Rihannaリアーナ)とKanye Westカニエ・ウェスト)とポールさまが共演したFourFiveSecondsという曲についての話もあったり、昨日少し触れたMeat Free Mondayの宣伝があったりと盛りだくさんの内容になっています。


8. ファンサービスがすごかった。

今回の来日公演にあたり、公式LINEページを作って質問を受け付けるなどプロモーションもすごかったです。
また、コンサートでは写真撮影の制限もゆるく、携帯電話での撮影が許可されていました。
コンサートする場合は携帯電話の電源を切って〜と制限がかかる場合が多いのですが、最近の洋楽アーティストは「逆に宣伝で使ってもいいんじゃない?」と考えている人が多いようです。

それから、熱心な若いファンに対して最前列真正面のチケットをプレゼントして、ファンの子が感激して泣いていたというエピソードも。

9. まとめ

お気楽モードでやってきたコンサートに私でしたが、ポールさまのとてつもないパワーに圧倒されました。
ツアータイトルの「Out There」は「そこにいくよ」と「ぶっとんでいる」という両方の意味があるそうです。
本当にブッとんだコンサートでした。

ビートルズ解散してから40年以上経ちましたが、ポールさまはものすごい進化していました。(@@)
本当にすごかったです。すばらしかったです。m(_ _)m

ロックの伝説、ポール・マッカートニーさまはコンサートも伝説でした。

ポールさん、本当にありがとうございました!!m(_ _)m

(おまけ)
この記事を書きながらBillboard Hot 100の上位曲も聴いていましたが、 Rihannaリアーナ)とKanye Westカニエ・ウェスト)とポールさまが共演したFour Five Secondsという曲が、未だにTop20に入っていました。曲を作ったのはカニエ・ウェストとポールさま。この曲で、ポールさまはギターを弾いているだけですが、とても味わいのあるギター演奏をしています。70代になった現在でも全くジャンルの違う、ひと回り若いアーティストとも共演し、曲を作って、ヒットチャートに名前が出る。未だに第一線で活躍しています。元ビートルズ云々で片付けられないです。ますます頭が下がる思いです。m(_ _)m


Rihanna And Kanye West And Paul McCartney ...


FourFiveSeconds

FourFiveSeconds

<参考>
http://e-yard.jp/seltaeb/words-34.htm
Paul McCartney@東京ドーム (東京都) (2015.04.25) | ライブ・セットリスト情報サービス【 LiveFans (ライブファンズ) 】


おしまーい。

ポールさまはすごかった。(その1)

ゴールデンウィークも終盤になってきました。今年のゴールデンウィークは講演会、新幹線とあちこち回っています。
ブログの記事が追いついていません。きゃーっ!たすけて〜っ!(><)

ということで、今日は先週まで日本公演、そして一昨日に韓国公演をしていたポール・マッカートニー(Paul McCartny)さんについて書きます。

一昨年の2013年に続いて去年の2014年の5月に来日したのですが、公演当日になってポールさん体調不良でドタキャン。その後の公演も全部中止。ひっそりと離日してしまいました。。。(;;)

ポール・マッカートニーさんは73歳。もうお歳なのでもう戻ってこないだろうと思っていたら、なんと来日公演が決定!!!(@@)

とはいえ、お歳がお歳だけに本当に大丈夫なのか?という不安のほうが先行していたわけですが、最初の大阪ドーム公演が大盛況のうちに終了。めったに見られないから1度は行っておくか〜と、とても安い参加席でチケットを取って、仕事が休みだった土曜日に東京ドームに行きました。

まぁ〜すごい人です。各ゲート入口長蛇の列です。
公演の1時間30分前に来ましたが、まずは参加券から座席券の引き換え、そして指定されたゲート入口は25番ゲート。座席の位置はライトスタンド。巨人ファンなら大喜びの巨人応援団席です。コンサートでライトスタンドとは。(^^;;

その25番ゲートに入ろうとするのですが、「25番ゲートの入口はこの先にあります。」と呼びかけがあったので、列の一番後ろを目指して歩いていくのですが、歩いて歩いて、レフトスタンド11番ゲート入口を超えても列の後ろが見えてこない。11番ゲートに並んでいる人もいる中で歩いて折り返してやっと列の一番後ろにたどり着きました。。。(;´Д`A

ライトスタンド側の25番ゲートから東京ドームの建物4分の3ほど後ろにぐるっと回って最後尾って、巨人戦をはるかに超えた大行列状態。この時点で開演30分前。
開演時間に間に合わないよ〜状態でございました。(^^;;;;

他の洋楽アーティストの来日公演、巨人戦で東京ドームに足を運んできましたが、私が今まで見てきた東京ドームのコンサートでここまで並んだコンサートは初めてです。(@@)

さて、私のポールさん、およびビートルズに関する認知度ですが、ご覧の通りです。

・とりあえずビートルズというバンドは知っている
・ポールさんはビートルズ時代の曲を作って歌っていたことは知っている。
・ロックバンドの元祖であることもなんとなく知っている。
ビートルズのメンバー4人の名前はとりあえず知っている。
・生前のジョン・レノンは見たことがない。
・小学校の時、器楽クラブでイエスタディを演奏していた。
・ヘイジュートが音楽の教科書に載っていた。
ビートルズで知っている曲は5曲くらい。
・今は亡き逸見政孝さんが司会していた番組のテーマ曲がポールさんが歌うHope Of Deliverance(明日への誓い)だった。
・一昨年、最新Billboard Top100の上位20曲と推薦曲を放送する番組で若手の洋楽アーティストの曲が流れている中で、ポールさんらしき曲が流れて耳を疑い、何かの間違いかと慌ててネットで調べてたら新曲(=NEW)が発売されているこが分かり、まだ新曲作っているんですか〜っ!と衝撃を受けた。(@@)

どう見てもポールのファンとは言いがたいです。「細かいことはよくわからないんですけど、とりあえず名前と顔は知ってます〜」という感じです。今回のコンサートはどう見ても、野次馬見物でございます。

はい。長い前置きはこれまでにして、1時間くらいで東京ドームにやっと入場。(;´Д`A
この時点で開演15分前。後ろも大行列が続いていたので時間通り18時30分開演はやっぱりむりー。(^^;;;;

東京ドームに入るとチラシが渡されます。目に入ったのが、

長渕剛 10万人オールナイト・ライブ2015 in 富士山麓
8月22日(土) PM9:00〜23日(日)AM6:00

ひょえ〜っ!長渕さん徹夜で歌うんですか?(@@)
私には徹夜で見るほどの元気はありませーん。おとなしーくおうちでねてまーす。(TT)

お、おれはいくぜ!という気概のある方、こちらへどうぞ〜〜。
チケット発売中です。

nagabuchi2015.com


まーしかし交通手段は全部JTBツアーって・・・(@@)

そして、会場で配布していたのは、NPO法人アニマルライツセンターのチラシです。

Meat Free Monday
週に1日お肉をやめよう(お肉なしの月曜日)

という運動をしている東京のNPO法人さんです。

本家のサイトはこちらです。

Meat Free Monday - One day a week can make a world of difference

ポールさんはベジタリアンらしい。本家のサイトを見るとなんとポールさんがMeat Free Mondayのテーマ曲を歌っているではありませんか!!(@@)

日本のアニマルライツセンターのインタビューにも応じているようです。

こちらの NPO法人さん。週に1回お肉を辞めるというところが意外とゆるい。
私もお肉はあまり食べていなくて2週間に1回、魚は週1〜2回くらいです。

完璧な菜食主義は正直かなりきついですが、週1回お肉を食べない日を作るのはそれほどハードルが高くないと思います。

活動に賛同出来る方はどーぞ。ただし、認定NPO法人ではないので、税金の寄付金控除の対象にならないです。(^^;

畜産:動物はあなたのごはんじゃない|NPO法人アニマルライツセンター

グッズショップも長蛇の列だったのですが、ドーム内で臨時のグッズ売り場があり、とりあえずコンサートプログラムとポールさんデザインのとってもローズなトートバッグはとりあえず購入。その足で座席に向かいます。

座席です。

舞台の真横です。正面にはお客さんがいっぱーい。まるで主催者気分でございます。(^^)
覗き込んでやっと正面が見えるというところです。

真横には縦長のスクリーンが設置されて、動画が流れています。

参加席のほかに、当日券として体感席というのもありますが、こちらはポールが全然見えない席です。(^^;;

参加席がすごい場所だったので思わず笑ってしまいました!(>▽<)

さて、コンサートのほうですが、18時30分になっても当然始まるわけなく、19時になって出入りが落ち着いてきて、19時15分ごろ会場が暗くなります。

ポールさんが登場してきました!縦長のスクリーンにポールさんの姿が大きく映し出されます。

会場は拍手の嵐です。

「カエッテキタヨ、トウキョウ」

歓声と拍手が鳴り響きます。

「ユウゲンジッコウ」

さらに歓声と拍手が・・・。

こんな難しい日本語を知っているとは!
ポールさん、すごいです!(@@)

そこからポールさんの演奏が始まります。

ビートルズ時代の懐かしい曲からウィングス時代、最新アルバムNEWからの曲まで歌います。

ウィングス時代の曲、最新アルバムからの曲もそれなりに盛り上がっていましたが、やっぱりビートルズ時代の曲が1番盛り上がっていました。(^^;;;

ポールさん、70代というお歳なので、10曲ほど歌ってさっさと帰るかどこかで休憩時間が入るだろうと思っていたのですが、いつまでたっても休憩らしき休憩がない。
舞台から下がってまた出てくるということも全くない。水は全く飲まない。

エレキベースエレキギター2本、アコースティックギター2本、ウクレレ、とってもおしゃれな縦型ピアノ、グランドピアノと華麗に引きながら歌い続けるポールさま。とても気さくで明るい!

既にお亡くなりになっているビートルズのメンバー、ジョン・レノンさん、ジョージ・ハリスンさんが作った曲を歌う前に日本語でこんなことをおっしゃっていました。

「コノキョクハ ジョンニササゲマス ジョンニハクシュヲ」
(一斉に拍手が起こる)

「コノキョクハ ジョージニササゲマス ジョージニハクシュヲ」
(一斉に拍手が起こる)

ここまで日本語を話す洋楽アーティストは初めてみました。
「アリガトウ」と言ってくれるだけでも嬉しいのに!!(><)

すごかったのは演奏だけではありません。
Live and Let Dieという曲、どこかで聞いたことがある曲だなと思ったらいきなりステージの前からどっかーんと炎が!!!\(@@)/

この曲、GUNS'N ROSES(ガンズ・アンド・ローゼス)が歌っていた曲でした。てっきりGUNS'N ROSESの曲だと思っていたら、元祖はポールさまだったのですね!!!(@@)

参考までに2013年の来日コンサートの時の動画をどうぞ。
2013/11/11 ポール・マッカートニーIN京セラドーム Live and Let Die - YouTube

ステージの真横にいたので、炎があがる度に煙とにおいが流れてきます!(><)
まさしく、参加席&体感席でごじゃいます。(><)

そして、休憩もなく演奏を続けてあっという間に2時間を超えて、Hey Judeで大歓声。

ポールの指示で観客席は大合唱。私も大合唱に加わります。
「はい、男性だけ」「はい、女性だけ」とポールが言うと、その通りの男性だけ、女性だけの大合唱。男女関係なく大合唱です。やじうまファンの私も涙が出そうなくらいの感動です。

これでコンサートはおしまい。ポールさんとバンドメンバーのみなさんがステージから下がります。
お客さんの拍手が鳴り止みません。

これで終わるかと思ったらアンコール。
再びポールさま登場です。

アンコールの中で、yesterdayをギターで弾き語り。昔演奏していたころを思い出しつつ、しんみりと感慨にふけっていたと思いきや、まだ歌えって言われたからとまた派手に歌い出す。

私の席の前にいたポールさまよりもひと回り若いはずの50代くらいのおじさまたちが「まだ終わらんのか〜」とぼやく。(^^;;;;

ポールさま、バンドメンバーと一緒に深々とおじぎ。大歓声と拍手、そしてどかーんとコンサート終了。ちょうど22時。

公演時間は、な、なんと2時間45分でした!!(@@)

帰りの通路で20代前半と思しき男の子たちが、「どんだけ歌うんだー人間じゃねぇ」「ダメな老人じゃない、いい老人に違いない」と言っていました。

本当にどんだけ歌うんだーというくらいパワフルにたくさん演奏しながら歌って、さわやかに去っていったポールさま。

ビートルズ時代はレノン&マッカートニー名で曲を作っていて、作詞作曲家としてすごい人であることはわかっていたものの、ライブパフォーマンスもこれほどすごいとは。。。(@@)

ぱっと見た感じはどこかのほほーんとしたおじさんだと思っていましたが、
70代とは思えない、とてつもなくパワフルなおじさまでございました。(><)

雑談が長くなってしまったので、今回はこのへんで。次回はまとめです。

つづく〜。

五体不満足と社会不満足と講演会のご案内

昨日は仕事が休みだったので気まぐれでポール・マッカートニーさんのコンサートに行ってきましたが、これがすごかったです。
今日はポールさんのお話でも書こうかと思いましたが、明日月曜日と火曜日も公演があるので、来週以降にしたいと思います。

ということで、今回はご覧のタイトルについて書きます。
五体不満足と社会不満足と講演会のご案内ということで、生まれつき手足がないにも関わらずご活躍されている方のお話です。

1. 乙武洋匡さん

まずはいきなり本のタイトルから。

五体不満足

五体不満足

五体不満足というタイトルの本が出たのが1998年なので、あれから17年前なのですね。
作者は乙武洋匡さん。当時の大ベストセラーでなんと477万部が売れました。
生まれつき手足がないにも関わらず普通学級の小学校から大学まで進学して、
障害は不便だけど不幸ではありません。」と言い切ってます。

これには頭を叩き割られるくらいの衝撃でした。(@@)
乙武さんのような手足のない子供は養護学校(今の特別支援学校)に行くのが当たり前だったからです。
手足がなくても、普通学級でやってきたというエピソードの数々。
17年前に読んだ時はこんなすごい障害者がいたのか!という驚きでした。

いつだったか、乙武さんがさんまのまんまにゲストで出演されていた時に、
明石家さんまさんが「あなたを見ていると言い訳ができなくなる」とおっしゃっていたのが印象に残っています。
私は乙武さんにお会いしたことはありませんが、おそらく全く同じことを言っていると思います。
手足がなくなると生きていける自信は全くないので、彼の前ではうだつが上がらないと思います。

乙武さんは大学卒業後も、スポーツライター、公立小学校の先生、NPO団体の運営、ロックバンドのボーカル、結婚して3人のお子さんのパパ、今年の4月からは大学院に入学とものすごい活躍をされています。Twitterも大人気です。日本で知らない人はほとんどいないと思います。

本のほうも、小学校で教えた時の体験を元にした「だいじょうぶ3組」「ありがとう3組」、最近は対談集「社会不満足」を出版しています。

だいじょうぶ3組

だいじょうぶ3組

ありがとう3組

ありがとう3組

その乙武さんですが、なんと!来週の29日の祝日に都内で一般向けの講演会があります。
乙武さんは、あまり一般向けの講演会をしないそうなので、かなり貴重な機会ではないかと思います。
なぜ挑戦を続けるのか?について熱いメッセージが聞けるのではないかと思います。
まだチケットは余っているようなので、興味がある方はこちらへ。

私が五体不満足で私が印象に残っているところは、

母が手足のない子供を見てかわいいと言ったこと
普通小学校への入学する際に、うちの息子は字も書けますと言って実際に字を書いているところを見せた

このようなエピソードを見ると、乙武さん親子はメンタル的には天才だったのではないかと思います。

奥さんも奥さんで、乙武さんが手足がないから育児に関われないと悩んでいた時に、
「手足があるのに手伝ってくれないと腹がたつけど、あんたなんか最初から戦力外だから腹もたたないわ」と言われたとか。。。
こんな発想はなかなか出て来ないと思います。素晴らしい奥さんだと思います。

これがネガティブなタイプだと、親は手足のない子供を見てヒステリーを起こして育児放棄とか、そうでなくても劣等感を抱きながら日々を過ごしているかもしれませんし、奥さんは奥さんで「全然頼りにならないー手伝ってくれないー」と日々旦那さんを恨みながら日々を過ごしているかもしれません。

社会不満足のある一節で、乙武さんは、「空気を読まずに行動する人がもっと増えてほしい」とおっしゃっているところがあります。
私は空気読みませんし、空気の読まない人が好きですが、中には空気を読まずに行動する勇気がない人もいます。
空気を読まずに動けば叩かれ、無視されるのが、悲しいかな日本の社会です。
言いたいことがあっても黙っておとなし〜くおとなし〜く過ごしている人のほうが多いと思います。

乙武さんは本当にすごい人でとても勇気づけられますが、とても頭がよくて、人に恵まれ、エリート路線、空気を読まない、超ボジティブなメンタリティーな方なので、人によっては共感が得られない部分はあるかもしれません。

そんな人は、次に出てくるニック・ブイチチさんのほうが合っているかもしれません。

2. ニック・ブイチチ(Nick Vujicic)さん

ニック・ブイチチさんはオーストラリア出身の牧師さん。
ニックさんも乙武さんと同じ手足のない人です。
17歳ごろから講演活動を始めて、非営利団体を作って、これまでになんとっ!世界35カ国で講演活動をしています。
趣味も多彩で手足がないにも関わらず、ゴルフ、釣り、サーフィン、スカイダイビングを楽しんでいます。
海外ではものすごい人気です。

先日、ニック・ブイチチさんの公式Facebookをチェックしたところ、いいねフォローしていた人がなんと!
591万人もいるのですね!(@@)www.facebook.com

詳しい経歴はWikipediaをご覧ください。

ニック・ブイヂ - Wikipedia
Nick Vujicic - Wikipedia, the free encyclopedia

日本でもニック・ブイチチさんの翻訳本も出ていて、この本がなんと!和民の創業者、渡邊美樹さんが監訳されています。

それでも僕の人生は「希望」でいっぱい

それでも僕の人生は「希望」でいっぱい

彼のエピソードを見ていたらこれがもう乙武さんと対照的なのですね。

母親は手足のない子供を見て見たくもないし触りたくもないと言った。
両親は養子に出すことも考えていた
10歳で手足がない自分は生きる意味がないと思い、自殺をしようとした。

なんとも壮絶なエピソードです。。。
乙武さんは子供が生まれるまで挫折したことがないとのことでしたが、ニックさんの小さいころは絶望だったそうです。
幼い頃の肉体的、精神的な絶望から立ち直った経験があって、ニックさんのほうは、メンタルの持ち方、人生の意義が主なテーマになっています。
テレビでも紹介されました。

www.youtube.com

なので、乙武さんの超ポジティブなメンタリティーに違和感がある人、落ち込みやすい人、ネガティブな人はニックさんのほうが共感できるかもしれません。

そのニック・ブイチチさんが、なんと!ゴールデンウイークの終わり、5月8日と9日の2日間、初来日セミナーを開催します。
世界中を講演して海外ではすごく人気のあるせいか、はたまた、ニックさん以外の登壇者がいるせいか、乙武さん講演会よりも費用が高いです。

www.successwithoutlimits.jp

しかし、なかなか日本でお目にかかれる人ではないなので、先ほどいった落ち込みやすい人だけではなく、海外の著名人に会いたいミーハーな人でもいいのではないかと思います。

3. まとめ

ということで、手足がないにも関わらずものすごい活躍をされている方の講演会がゴールデンウィークにあるよ〜というお話でした。

ゴールデンウィークは「海外に行くぜ!ひゃっほーいっ!!実家に帰るぜ!ひゃっほーいっ!!ディズニーランドに行くぜ!ひゃっほーいっ!!」な人が多いかと思いますが、
ゴールデンウィークの予定がない人は、障害があるにも関わらず社会で前向きに活躍している方の講演会に行って刺激をもらってくるのもいいかもしれません。また、関東地方以外の方でゴールデンウィーク東京に遊びにいく人もいるかと思います。そのついでに講演会に足を運ぶというのもありだと思います。

お二方とも手足がないところは共通ですが、扱うテーマは全然違います。
なので講演内容を確認して、自分に合いそうだなー見たいなーと思ったら、ぜひ足を運んでみてください。

ニック・ブイチチ講演会(5月8日、9日・東京)

www.successwithoutlimits.jp


おしまーい。

私がMacを使う理由

先日、 OSのシェア率をちょこっと調べてみたのですが、
netmarketshare.comによると2015年3月時点でのOS(Operating System)のシェア率は以下の通り。

OSシェア率(2015年3月)

OS 割合
Windows 7 58.04%
Windows XP 16.94%
Windows 8.1 10.55%
MacOS 10.10 3.96%
Windows 8 3.52%
Windows Vista 1.97%
MacOS 10.9 1.61%
その他 3.41%

参考:netmarketshare.comwww.netmarketshare.com

まーWindows7が圧倒的ですね〜。職場にあるWIndowsも7です。WIndows XPサポート終了でもうなくなったと思いきやまだ16%も残っているのですか?(@@)
Windows8は8.1も入れて14%くらいといまいち普及していないですね。。。
MacOSは10.10(Yosemite)、10.9(Marverik)合わせても5%ですか。。。orz

ひと昔はエンジニアさんはWindowsユーザーが圧倒的に多かったのですが、MacOS Xになってからはエンジニアさんの間でMacユーザーが増えてきました。それでも世間的には圧倒的にWindowsユーザーが多いですね。。。( ; ; )

私の周りのエンジニアさんの間てMacユーザーが増えて、この流れに便乗してMacを使いだしたのが約8年前。仕事で使いだして5年経ちました。

WindowsからMacに乗り換えてからは、Macなしの生活はあり得ないくらいお世話になっています。

今回はなぜ私がMacを使うのかについて、普段からテキトーにMacを使っている頭のわるーい人が独断と偏見で理由を挙げていきます。

Macのすばらしいところ!

1. 見た目がおしゃれ!

f:id:norinori2222:20150419200158j:plain


Apple - iMac

Apple - MacBook Pro

本体のデザインかっこいいです!私は MacBookを使っていますが光るキーボードとかデザインが好きです。

iMacもめちゃくちゃ薄くなりましたし、去年発売された据え置き型のMac Proがこれ。

Apple - Mac Pro

これはわたくしびっくりしました!(@@)
お部屋のインテリアみたいな形になってしまいました!オフィスに1台あるとおしゃれな雰囲気が楽しめそうです。(^^)

2. マルチタッチジェスチャが素晴らしいっ!

マルチタッチジェスチャとは、MacBookだとノートパッドの部分。
そして、Appleからはこんな製品も出しています。

Apple - Magic Trackpad - デスクトップのためのマルチタッチトラックパッド。

Macのデスクトップユーザー向けに出した製品です。マウスの代わりにマルチタッチジェスチャを使え〜〜っ!うりゃ〜〜っ!という製品です。

付属のMagicMouseでも十分なのですが、こんな製品を別途作ってしまうくらいAppleさんはマルチタッチジェスチャに自信があるということです。

MacBookを購入した人はこのマルチタッチジェスチャの使い方を覚えるとマウスがいらなくなります。
詳しい使い方もAppleサポートにアップされていますのでひととおり参考にしてみてください。(^^)

マルチタッチジェスチャの使い方(Macsupport.apple.com

(おまけ)
Macもキーボードショートカットを覚えると最強です。
全部覚える必要はないですがよく使うところから覚えていくと作業効率アップ間違いなしです。(^^)

Macのショートカット(Macsupport.apple.com

3. デスクトップが増やせる

f:id:norinori2222:20150419200811j:plain

MacOS 10.6以前はSpaces(すぺいしーず)、MacOS10.7以降はMission Control(みっしょんこんとろーる)という名前の機能です。

写真はMacOS10.10のMisson Control。
こんな感じでデスクトップを増やすことができます。

目的に応じて使い分けをしていてデスクトップの切り替えも簡単です。

職場ではサブディスプレイをもらってはいますが、デスクトップを切り替えて使っているので、
誰かに画面を見せて説明する時以外はあまり出番がないです。(^^;;;;;

4. iPhoneiCloudとの連携が素晴らしい

同じApple製品なのでアプリ間の連携は素晴らしいです。

(1)iTunes

音楽やアプリを同期できます。CDから取り込んだ音楽もiPhoneに転送できます。

(2)メモ

iCloudを使えばiPhoneでメモした内容がMacBookに即時に反映。
逆にMacBookに書いたメモがiPhoneにも反映。
気になったことをメモしておいて、後でパソコンで整理。
日ごろのネタ集めにも活躍しています。Evernoteもそれなりに活躍していますが、手軽さはメモが最強です。
iCloudのエリアに追加して書くだけで同期されますから転送などの手間はありません。

(3)カレンダー

カレンダーも共有できます。Macで標準で入っているカレンダーアプリとiPhoneのカレンダーを連携。

Googleカレンダーと同期させているので、MacBookで入れても、iPhoneで入れても、Googleカレンダーで入れても同時に反映されます。\(^^)/

うっかり忘れが多い私。さっさと先の予定を入れてすぐに忘れる。いや〜とても便利な世の中になりました!

(4)iPhoneをさがす(iCloud)

iPhoneに限らず、MacBookiPadも探すの対象に入れることができます。
全部登録しておけばまさかの時に役に立つかもしれません。

5. 複数のOSが使える

Macの付属アプリBootCampを使えばWindowsもインストールできます。「このアプリすごく便利だけどWindows版しかないんです〜( ; ; )」という場合。

MacのパソコンにWindowsをインストールしてしまえば、Windows版のアプリを動かすこともできます。

逆にWindowsPCにMacOSをインストールすることはできません!

◯ MacWindows 
× WindowsMac

なので、Macが1台あればMacWindowsも両方使えるのです。素晴らしいです!

6. ハンドルアプリが素晴らしい!

Macにインストールと同時についてくる付属アプリは便利なものが多いです。
全部紹介しきれませんが個人的に気に入っているものを挙げます。

(1)iTunes

iTunesiPhoneを使っている人にはおなじみの音楽管理アプリです。
Windowsは別途ダウンロードしないといけません。

(2)メール

メールはこれだけで十分です。

(3)App Store

MacPCアプリケーションもこちらからダウンロードすることが多くなりました。

(4)Boot Camp

さきほど揚げたBoot CampWindows以外にもLinuxOSもインストールすることができます。

(5)プレビュー

簡単な画像編集(回転、拡大)くらいであればプレビューですぐにできます。

(6)スティッキーズ

あなたの周りにパソコンの周りに付箋を貼りまくっている人はいませんか?
スティッキーズはまさしく付箋そのものです。
付箋が手元になくてもデスクトップにスティッキーズをぺたぺた。
やらないといけないことをスティッキーズにメモしてデスクトップに貼り付け。
仕事が楽しくなりますよ〜。(^^)

(7)Time Machine

Macのバックアップツールです。ハードディスクを接続しておけば勝手にバックアップしてくれます。
リストアも簡単。いちいちバックアップツール買わなくてもTime Machineでバックアップしておけば安心です。

(8)Photo Booth

パソコンのカメラをその場で起動して撮影できます。結構おもしろいですよ〜。(^^)

(9)Digital Color Meter

カラーピッカーです。Webデザイナーさんに特におすすめなのがこのツール。マウスを合わせた場所の色データを自動的に取ってきてくれます。

例えば、白の場合は、RGBは(255,255,255)、16進数は(FFFFFF)ですが、これをマウスであちこち移動すると移動するたびに色データを取ってきてくれるのですね。デザインデータを元にホームページを作る場合など、デザインの色合わせで活躍します。

(10)ターミナル

Mac最強の付属アプリはターミナルです。
外部のサーバーに接続して操作する場合、ターミナルエミュレーターを使います。

WindowsだとTeraTerm Pro、Putty、最近はRLoginとかいろいろ出ていますが、Macは付属のターミナルで十分です。

私の場合はMacPC上でのファイル操作、プログラミング、外部サーバーの接続&操作まで、すべてターミナルだけでやっています。(^^;;;;

とても便利な付属アプリケーション。他にもいろいろあるのでお時間のある人はぜひ試してみてください。(^^)

7. トラブルが少ない

アプリをインストールしたら変なエラーが出たー。ブルースクリーンが出たー。
Windowsではよくあるパターンですが、Macはアプリインストールはパッケージインストールもありますが、Applicationフォルダにコピーして終了することも多いです。
アプリインストールのトラブルはあまりないです。(^^)

8. UNIXコマンドが使える

Mac OS XUNIX支流のBSDベースで作られているのでUNIXコマンドがすぐに使えます。
Windowsでもできないことはないのですが、Cygwin入れるかーGow入れるかーVIrtualBoxUbuntu入れるかーとかあれこれやらないといけなくなります。

9. iPhoneアプリが作れる

今はハイブリッドアプリ開発環境ができてきて、WindowsPCでもiOSアプリが作れるようになってきたので、これについては優位性はあまりないかもしれませんが、やはりiOSアプリの基本はXCodeを使った開発です。XCodeWindows版は出ていないのでiOSアプリをObjective-CSwiftでガチで作る場合はMacは必須です。

10. まとめ

以上、Macを使う理由をずらずらと挙げてみました。
エンジニア以外の人でも1〜7だけでも使う理由が十分にあると思います。

もしこの記事を読んで「Macを使いたいっ!」と思う人がいらっしゃれば、Macユーザーの私は涙を流して喜びます。(TT)

さぁ!あなたもぜひMacユーザーに!

ということで、Macに興味のある方、ぜひ購入して使ってみてください。(^^)

おしま〜い。

要件定義について勉強してきました

ブログ始めてから、だらだらと仕事と関係のないことばかり書いてきましたが、
今回は真面目にエンジニア勉強会のおはなしです。

昨日の4月11日に楽天タワーにおじゃまして、すごく久しぶりにエンジニア向けの勉強会に参加しました。
楽天タワーの1Fから13Fまでが楽天のオフィス。すごーいっ!!!(@@)
楽天オフィスのお話はそこそこにして、今回のタイトルはこちらです。じゃん。

「はじめよう!要件定義」ではじめる、すらすらと手が動くようになる楽々要件定義レッスン

「はじめよう!要件定義」の著者、羽生章洋(@ahabu)さんによる要件定義ワークショップです。

はじめよう!  要件定義 ~ビギナーからベテランまで

はじめよう! 要件定義 ~ビギナーからベテランまで

「はじめよう!要件定義」の本は今年の2月の終わりに出ました。 エンジニアさんを中心に売れていて、Amazonのシステム管理・監査部門で1位になっています。

参加して初めて分かったことですが、羽生さんの本はなんと10年前にお世話になっていました。(@@)

ちょうど10年前に新人プログラマーとして小さなSI系の会社に就職した時、SQLを勉強しろと言われて、何かいい本はないかと探していたら、新しく発売されたこの本を見つけて購入。

すらすらと手が動くようになるSQL書き方ドリル

すらすらと手が動くようになるSQL書き方ドリル

SQLの書き込み式ドリルは当時としては画期的で、SQLの基礎を学ぶのにすごく役に立っていました。
書き込み式ドリルはその後も改訂されて新しくなりました。SQLが苦手な新人エンジニアさんにもオススメしています。

改訂新版 反復学習ソフト付き SQL書き方ドリル (WEB+DB PRESS plusシリーズ)

改訂新版 反復学習ソフト付き SQL書き方ドリル (WEB+DB PRESS plusシリーズ)

SQLを勉強したい人、ぜひぜひ購入してたくさんSQLを書いてください。(^^)

少し脱線してしまいましたが、本題に入る前に、要件定義ってなんじゃらほーいというところから説明です。

ウォーターフォールという大規模なシステム開発で昔からある最も有名な開発モデルがあります。
川のように上流から下流に流れるイメージ。

要件定義

外部設計(概要設計)  ↑上流工程
↓-------------------------------------------------------------
内部設計(詳細設計)  ↓下流工程

開発(プログラミング)

テスト

運用

最近は作っては壊すアジャイル開発を採用しているところも出てきており、古い古いと言われている開発モデルですが、現在もSI企業を中心に採用されています。

要件定義〜外部設計が上流工程、内部設計〜運用が下流工程です。

発注側の会社が上流工程を担当して、下請けの会社に下流工程を任せるというパターンは昔から多く見られ、最近は下流工程の部分を下請けの会社ではなくて、オフショア開発といって、外国人エンジニアさんに全部丸投げ〜というパターンも出てきました。

要件定義は最も最初の部分。なにを作るかを決めていくところです。
エンジニアさんにこんなシステム作ってほしいとお願いするときに、こんなのにしましょうとすり合わせをしていく工程です。

この部分がしっかりしていないと、どんなことが起こるかというと。。。

(発注側)作らせてみたけど、思ったものとなんか違うなー。
(開発側)よしっ!作ろう!うん?あれ?ここどうするんだっけ?
       ↓
納得がいかないので、もう1度なにを作るか話し合うことにした
       ↓
(発注側)作り直してもらったけど、なんかいまいちだなー。
(開発側)おまえ、何が作りたいのかはっきりしろーっ!
(発注側)他のシステム会社に頼むかー。
       ↓
それぞれの立場でもっともらしいことを言って、
開発期間が長期化してぐだぐだに。。。。


要件定義は後に続く工程がスムーズにいくための重要なお仕事。

今までの上流工程の本は頭が痛くなるくらい小難しい内容で分厚いものばかりでしたが、
今回の羽生さんの本はページはそれほど多くなく、イラストとわかりやすい文章でとても親しみやすい内容になっています。

今回のワークショップは、SI系のエンジニアさん、Webサービスを作るエンジニアさん、スマートフォンアプリを作るエンジニアさん、今回の要件定義と関係がなさそうなWeb系のデザイナーさんといろいろな立場の人たちが30人くらい集まりました。

まずは羽生さんが1時間くらいお話をされました。

1.前提条件について

まずは、はじめよう!要件定義の本は以下の前提条件の上に成り立っていること。
要件定義がうまくいっても以下の前提条件が欠けているとうまくいきません。

プログラミングができる
プロジェクト・マネジメントができる
DB設計ができる、 ERDも書ける。
組織設計、業務設計ができる
ヒアリングスキルと接客能力がある

2. Gレコを見よ!

羽生さんはガンダムが大好きで、ガンダムGのレコンギスタ(通称:Gレコ)の話が盛りだくさん。Gレコには要件定義の秘訣が満載。ガンダム50年の歴史を1つの作品にうまくまとめている、これからの時代を生きることを考えるときに重要なヒントをくれる作品なのだそう。

アニメも要件定義の材料になるのですか!!!(@@)
ガンダムおたくさんにとってはとても嬉しいお話。エンジニアさんでガンダム好きの人が多いです。
しかし、私はガンダム全然知りませーん!!!きゃーっ!たすけてーっ!!(><)

3. 引き寄せの法則

システムのお話で引き寄せの法則の話が出てくるとは。。。
発注側も開発側もどういう結果を得たいのかを明確にすること。曖昧な結果をイメージでは実現しません。
システムに限った話ではありません。

4. 実力をつけるためには?

材料
道具   →  活動(プログラミング) → 成果
手順       ↑
        実力

システムを作るには、材料、道具、手順が必要。しかし、これらがそろっても実力がないと成果につながりません。

(1)実力をつけるためには、


・実行するスキルを高める
・知見のボキャブラリーを増やす

実行するスキルはプログラミングなどもの作るために必要なものですね。
それに加えて、知見のボキャブラリーを増やすことで臨機応変に対応できるようになるのだそう。
私もいろいろな人にお会いして知見を増やす活動をしてきましたが、今日はGレコとこの後のワークショップで見知らぬ世界へ。。。
まだまだ私の知らない世界がたくさんあるなーと。。。(^^;;;;;

(2)実力ってなんだ

Step0: 何も知らないから何もやれない
Step1:知っている
( いっぱい勉強して知識は豊富だが実際はやっていないのでスキルがつかない)
Step2:やっている
(最初は失敗するがやっているうちにできるようになっていく)

Step3:理解している
(自分がなぜできるのか他人に説明できる)

プロとアマの境界線がStep2とStep3の間。
まずはできるようになること、やらないとダメ。
システムに限らず、どの分野でも同じですね。はい。

5. ワークショップ開始

ということで、あとはひたすら実践です。
A3用紙と付箋と黒いペンと赤いペンが渡され、4人1組、2人1組、そして1人。
合計3回。画面設計をまとめていきます。

まずは、共通のテーマ。ねこあつめ。
HitPointさんから出ている「ねこあつめ」というスマートフォンアプリ。
最近始めましたが、すっかりハマっています。

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-ねこあつめ-

-ねこあつめ-

  • Hit-Point Co., Ltd.
  • ゲーム
  • 無料

ねこあつめのアプリを見ながら、4人1組で画面設計を書き起こしていきます。このように、実際に動いているシステムから設計を書き起こす作業を「リバース作業」と呼びます。過去の案件で既に出来上がったシステムを見て設計書の書き起こし作業をしたことがあり、懐かしさに浸りながら作業です。

私がいるチームで作ったものはこんな感じ。

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そして、他のチームで作ったものを全員で確認していきます。
出来上がったものはチームによってバラバラ!

他のチームの画面設計を見て、よかったところ、
ここが参考になったというところを盗んでさらに画面設計図を書いていきます。

次は2人1組。そして最後は一人でアプリのサービスを選んで画面設計を作る作業です。途中までですが、こんな感じで作りました。いつも使っているアプリの1つ。
Evernote Foodを取り上げて作ってみました。

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プログラミングやDB設計する前に画面設計を実際に書いていくとページでどの項目が抜けているのか、DB設計で必要な項目も見えてきます。
このような画面設計図はきちんと書いたことはなかったので、とてもいい勉強になりました。

Web系の会社に勤務してからは、アジャイルアジャイル、あじゃじゃしたーな環境にいて、
企画が渡されると同時に、DB設計したり、考えながらプログラムを書いていましたが、このように画面設計を書いていくと後々楽になると思いました。パソコンがない時でもスマートフォンやノートで手書きでまとめることもできますね。

要件定義はSI企業の上流エンジニアさんがお客さんと何を作るか決めていかないといけない場面だけではなく、1人で何かを企画して作る、エンジニアの仕事をしていなくても、何かシステムを作りたくてエンジニアさんに依頼しないといけない立場の人にも参考になるのではないかと思いました。

ワークショップの講師をつとめた羽生さん、一緒にワークショップをしたエンジニアのみなさん、会場を貸してくれた楽天の社員のみなさん、主催のNEKOGET(@NEKOGET)さん、本当にありがとうございました!!!m(_ _)m

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(おまけ)
Gレコ、録画予約しました。

おしまーい。

ベンチャー企業の思い出

4月になりました。気がつけば桜の季節。
私がいる会社でも今年の大学新卒の新入社員が入ってきました。
新入社員のみなさん、入学式を迎えたみなさん、おめでとうございます!
これから始まる新しい生活。楽しくいきましょう!(^^)

そういえば、この私もちょうど10年前の4月のこの時期に東京に出てきてある会社に入社しました。
大掛かりな入社式は全然なし。会社の小さなオフィスでピザやジュースを飲んでいたという記憶しかない。
この会社は社員が10人もいない。設立したのが2004年。
つまり、設立してから半年くらいの新しいかつ小さなベンチャー企業でした。
あれからもう10年経ったのかという感慨と、
10年後はどうなっているのだろうかという期待と不安もあったりもします。

今日のテーマはIT系のベンチャー企業についてです。
この10年、IT系のベンチャー企業で仕事をしてきました。
私が見てきた範囲ですが、ITベンチャーのタイプと特徴を雑談を交えてまとめてみたいと思います。

1. SI下請け企業

正直このタイプはベンチャーというカテゴリに入れてはいけないかもしれませんが、独断と偏見で入れてしまいました。
SIとはシステムインテグレーターの略。メーカー系、ユーザー系、独立系といろいろありますが、
細かい解説をすると長くなってしまうので、簡単なイメージとしては、銀行、官公庁、大工場、大手企業の社内システムなどなど、お堅いところのシステムを扱っている会社と思っていただいて大丈夫かと思います。
そして、このSI企業に勤めているエンジニアのことをSIer(えすあいあー)と呼んでいます。

私が10年前に入社した新しい会社はSI下請け会社でした。「設立したばかり」「マイグレーション事業」「LAMP(LinuxApacheMySQLPHP)開発」「新しいことやりませんか?」のキーワードに惹かれて入社したのですが、実態はSI下請け企業でした。

少人数のベンチャー会社でしたがスーツ必須。私服で来たら、「スーツで来なさい」と注意されるとか。
私は私で「あ、今日はここの面談があるから行ってきて〜」と社長に言われて、待ち合わせの駅に行って担当者とあいさつしてついていったら、違う人が出てきて「ではよろしくお願いします」と最初にお会いした担当者が帰っていって、次の担当者についていくととあるオフィスに到着。オフィスに到着すると一緒についてきた担当者が「ではよろしくお願いします」と帰っていってしまい、全然違う人とオフィスで面談。そして決まった仕事がオフィスとは全然違う場所なんてこともありました。(^^;;

この会社はSI3次請け企業でした。社長はSI系の大手企業で部長をしていた人で、勤めていた大手企業からのれん分けのような形で創業。会社に行くのは月1回の帰社日のみ。あとは客先常駐で違う会社でお仕事です。最初に配属された会社は小さな会社で分煙なし。一緒に来ていた当時のメンバーは全員喫煙者。たばこ吸いながらパソコンでお仕事。大のたばこ嫌いの私には環境的にしんどいところでした。そして肝心のLAMP案件は全くなし。OSがWindows2000サーバー案件ばかりで嫌気がさしてしまったのと、SI企業の多重下請け構造に気がついて「これはまずい!」と感じて1年で退職したのでした。

さて、このベンチャーもどきのSI3次請け会社。今も残っていますが、10年前と変わらず従業員10〜20人程度。人が入れ替わっているだけで人数は増えていない。10年前にいた社員はみんな辞めているようで社員紹介ページがごっそりなくなっていました。

この会社で上司の言われた通りに黙々と仕事していたら、何も変わらないまま10年を過ごしていたことになっていたかもしれません。今振り返ると「おそろしーいっ!」です!!!(@@)

2. 下請け開発会社

次は下請け開発会社です。7年くらい前はこの下請け開発会社に勤務していました。SI下請け企業の後は、エンジニア派遣でWeb系のベンチャー企業を渡り歩いてLAMP系の仕事をやっていましたが、あちこちの企業を渡り歩く生活はやめてそろそろ落ち着いて仕事がしたいと思い、7年くらい前に自社開発をしているWeb系の会社に入社。社員は20人くらいと小さめでしたが、きれいでおしゃれなオフィスと家からほど近いところだったのもあり、入社しました。しかし、自社開発だったものの私が入社した頃は自社で出しているメインのサービスが崩壊してしまったらしく、きれいなオフィスを手放して古いビルのオフィスに移転、受託案件ばかりになってしまいました。。。

1次請けの受託案件が中心でしたが、2次請け案件もありました。2次請け案件になると間に一つ上の会社の担当者がクライアントに直接提案したりするわけですが、この担当者がしっかりしていないとイライラすることも。全く新しいサービスに参入をするものの、収益に結びつかず、業績悪化が続いてどんどん人が辞めていき、社員は10人以下に。私もしばらく残ったものの、業績悪化に歯止めがかからず、ほぼ全員会社を辞めて最後は社長1人となり、最終的に会社そのものがなくなってしまいました。。。(;;)

私がいた会社は残念ながらなくなっていましましたが、下請けの受託開発でしぶとく生き残っている会社もたくさんあります。いろいろな案件が来るのでいろいろなタイプの案件をこなすうちにスキルレベルが上がると思います。ジャンルにこだわらず、様々なタイプの開発案件にチャレンジしたい人にいいかもしれません。

3. 本物のベンチャー会社

次に入社したのが、本物のベンチャー会社。私服で夕方に面接に行って雑談して帰ってきたらメールで内定通知が届き唖然呆然。(@@)社員は10人いるかいないか。人数は少なかったのですが、自社でサービスを作って大ヒットを出していました。当時としては全く新しいジャンル。女性社員がいないのは1の時と同じ状況でしたが、あまりにも早く内定通知が来てしまったのでこれはダマされているのではないかと悩みに悩むことに。。。

しかし、少ない人数で大ヒットコンテンツを出している点と、全く新しい分野に挑戦するのもいいかと思い切って入社。入社してすぐにナゾの書類を渡されて「儲かるかどうか分からないけどとりあえず住所と名前書いてハンコ押しといて〜」「はーい」と受け取った書類はなんとストックオプションの書類でした。言われたとおりに名前をハンコを押して書類を提出。入社していきなりストックオプションが付与されたのでした。確かに儲かるかどうかはわからないけど、ストックオプションが出されたことで、かなりまともなベンチャー会社だと思ったものでした。

そして、仕事が始まったわけですが、周りのメンバーのレベルが高い。私もそれなりに経験は積んできたが、野球で例えると、高校の野球部でのんびりと野球をしていた人がとある野球クラブに入ったら大リーガーばかりそろっていてビビっている状況を想像すると分かりやすいと思う。入社してわかったことが、創業メンバーの方は過去にベンチャー企業を立ち上げて成功して大手企業に吸収合併されたというとんでもない経歴の人たちでした。

メンバーが全員Macユーザー。コマンドベースで開発していて、エディタは全員Unixテキストエディタvim(ゔぃむ)。EclipseなどのGUIベースの開発統合環境を使っている人が誰もいない。秀丸TeraPad?なにそれ?な状態。今までvimを使うのはLinuxサーバーの設定関連くらいで、他は開発統合環境を使ってきただけにvimしか使っていない状況に衝撃を受けたものです。「なぜEclipseを使わないんですか?」とあるメンバーに理由を尋ねると「Eclipseを立ち上げている間に関数が1個書ける」。同じUnix系のテキストエディタEmacs(いーまっくす)というエディタもあるので、「Emacsは使わないのですか?」と創業メンバーの方に質問したら、「 Emacsも使ってみたけど(動作が)重くてやめた」という返答が。いろいろやった結果、vimで開発したほうが速いということらしい。Macのターミナルとvimで開発するスタイルになってしまったのは彼らの影響です。それまでは家でMacを使っていたとはいえ、そこまで使い込んでいなかった私には頭を叩き割られるくらいの衝撃でした。vimの修行が足りないと怒られながらもMacのターミナルとvimを使った開発にチャレンジ。慣れるまでが大変でしたが、慣れるとめちゃくちゃ仕事が速くなることを実感したのでした。

また、エンジニア以外の方と一緒に仕事する機会もありましたが、経営企画の方は要点をきちんとまとめて、短い時間で話をしながら資料をさっさと作ってしまったり、営業の方も1人でたくさんの案件をまとめてきてしまったりと、今まで見たことのないくらい仕事レベルの高い人たちでした。(@@)

入社前はそれほど残業がないですと言われていましたが、残業は多かったです。終電逃して深夜バスで帰宅することもしばしば。
在籍中に体調が悪くなって休職する人も多かったです。
この10人いるかいないかの会社は、あれよあれよと業績が伸びて、社員が増えていき、なんと上場してしまったのでした。(@@)

めちゃくちゃ仕事ができる人ばかりの中での凡人スキルで、いろいろ足を引っ張ってしまったこともありましたが、学ぶことは本当に多かったです。このタイプの会社に入社して本当によかったです。今でも創業者の方と一緒に働いていたみなさんは頭が下がる思いで本当に感謝しています。m(_ _)m

4. 社内ベンチャー(大手企業の子会社)

3の会社の成長が落ち着いてやりたいこともなくなってきたので別の会社に転職することに。今度は大手企業の子会社です。大手企業の中には社内ベンチャー制度を設けているところもあります。社内でビジネスプランを募ってビジネスプランが採用されると社内制度を利用して起業してしまうパターンです。すでに上場している会社が出資している場合はストックオプションがもらえる確率はないかもしれませんが、大手企業のルールの中で仕事をするので、全くのゼロから起業するよりも制度的に仕事がしやすい環境ができていると思います。社内ベンチャーとはいえ、いいサービスを提供するために熱心に働いているところは3となんら変わりはありません。

5. 学生ベンチャー

私は直接関わったことがないですが、このパターンも追加します。大学在学中に新しいサービスを考えて大学の施設を利用して起業するパターンです。私は地方の三流大学に進学してしまったため、残念ながら学生ベンチャーに接する機会が全くありませんでした。高校時代にもっと勉強すればよかったかなーと思うところです。ある程度名の通った大学に入学すると学生同士でビジネスを立ち上げるチャンスがあるかもしれません。学生ベンチャーが成功してもしなくても一緒に仕事していたメンバーは卒業後も他のベンチャーを立ち上げて大活躍していたり、大学時代当時のメンバーとも強い結びつきが続く傾向があるようです。大学で起業する機会があればチャレンジしてみるのもいいかもしれません。

まとめ

ということで、私が思いつく限りですが、IT系のベンチャー会社について書いてみました。ベンチャーの仕事は働いている社員を大きく成長させる可能性を秘めています。1は個人的にはオススメはできませんがSI系でずっとやっていきたい人は小さなSI会社から上流の大手のSI会社に行くのもありだと思います。2もそれなりに経験は積めると思いますが、将来起業したい人は3〜5タイプのベンチャー企業に勤務するのも1つの選択です。仕事内容はかなりきついかもしれませんが、もし興味があればチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

おしまーい。